60秒で分かる
- 電気の送配電では「レベニューキャップ」制度で、5年の規制期間の収入の上限を決めています。 根拠:5年固定だった託送料金が、途中で動き出す
- 物価の上昇を期間の途中で料金に反映する「期中調整」を使い、一般送配電事業者8社が収入見通しの変更を申請しました。 根拠:8社が揃ってズレたなら、前提のほうだ
- ガスでも、ガスシステム改革の検証案が、託送料金と供給計画の作り直しを示しました。 根拠:下げる制度に、物価が入る
このテーマの読み解き
全6本・新しい順電気を値上げしたのはガス会社、決めたのは国
北海道ガスは一般送配電事業者の託送料金改定を受け、2026年12月分から電気料金を改定(月額481円増の例)
値上げは、物価に追いつけるか
資源エネルギー庁が10月9日、ガスシステム改革10年の検証結果をまとめ、託送料金の原価算定に物価・人件費の変動見込み(エスカレーション)を新たに算入することを決めた
電気は先に動いた。ガスの導管はまだ
都市ガスは2022年4月の大手3社の導管部門法的分離で「公平に使える導管」を整えたが、電気のレベニューキャップのような複数年の収入規律はまだ導入されていない
下げる制度に、物価が入る
2026年8月10日、ガス事業環境整備ワーキンググループ(第12回)に「ガスシステム改革の検証結果と今後の方向性(案)」が示された。2017年の小売全面自由化と2022年の導管部門の法的分離を含む10年分の検証で、2027年3月までに行うこととされていたもの
8社が揃ってズレたなら、前提のほうだ
一般送配電事業者8社が2026年7月10日、第一規制期間(2023〜2027年度)の途中で「託送供給等に係る収入の見通し」の変更を申請。理由は物価・労務費・金利の上昇。審査中で、意見募集の締切は2026年8月17日
5年固定だった託送料金が、途中で動き出す
電力送配電のレベニューキャップに、物価上昇を期中反映する仕組みが2026年度から入る(対象は26・27年度)
一次資料
11件・記事の出典から- 北海道ガス「電気料金プランの料金改定について」(2026年10月23日)出典にした記事:電気を値上げしたのはガス会社、決めたのは国
- 東京電力パワーグリッド「託送供給等に係る収入の見通しの変更について」ほか関連届出(2026年9月)出典にした記事:電気を値上げしたのはガス会社、決めたのは国
- 資源エネルギー庁「ガスシステム改革の検証結果と今後の方向性」(2026年10月、ガス事業環境整備ワーキンググループ)出典にした記事:値上げは、物価に追いつけるか
- 資源エネルギー庁「ガスシステム改革及び熱供給システム改革の促進」(令和6年度エネルギーに関する年次報告)出典にした記事:電気は先に動いた。ガスの導管はまだ
- 電気新聞「レベニューキャップ、物価高反映は26年度から/監視委」(2025年10月23日)出典にした記事:電気は先に動いた。ガスの導管はまだ
- 中部電力パワーグリッド「『託送供給等に係る収入の見通し』の変更(期中調整)承認について」(2026年9月4日)出典にした記事:電気は先に動いた。ガスの導管はまだ
- 資源エネルギー庁「ガスシステム改革の検証結果と今後の方向性(案)の概要」(第12回 ガス事業環境整備ワーキンググループ・2026年8月10日)出典にした記事:下げる制度に、物価が入る
- 送配電網協議会「一般送配電事業者による『託送供給等に係る収入の見通し』の変更承認申請について」(2026年7月10日)出典にした記事:8社が揃ってズレたなら、前提のほうだ
- 中部電力パワーグリッド「『託送供給等に係る収入の見通し』の変更(期中調整)承認申請について」(2026年7月10日)出典にした記事:8社が揃ってズレたなら、前提のほうだ
- e-Govパブリック・コメント「一般送配電事業者8社の託送供給等に係る収入の見通しの変更承認申請に係る『国民の声』の募集について」出典にした記事:8社が揃ってズレたなら、前提のほうだ
- 電力・ガス取引監視等委員会出典にした記事:5年固定だった託送料金が、途中で動き出す